食品からコラーゲンを摂取

コラーゲンは人体にとって非常に良い影響を与えます。
そして、この恩恵を受けるためには様々な方法があることは良く知られていますね。
では、私たちはこのコラーゲンを食事によって体外から摂取することは、はたして有効なのでしょうか？

コラーゲンは主に肉や魚の皮に多く含まれています。
さて、これを意識的に摂取している人は注意が必要です。
実は、コラーゲンは食事によって摂取しても体内でタンパク質やアミノ酸として取り込まれるだけで、肌や軟骨のコラーゲン成分を作ってくれるわけではないためです。
このように、食品から得られるコラーゲンはごくわずかです。

そして、食品からコラーゲンをより効率よく吸収するためにはビタミンＣが必要となります。
ビタミンＣが不足すると肌のシミ、シワや乾燥の原因にもなるため、合わせて摂取することが求められます。
また、その他の栄養素もバランスよく摂取しなければなりません。
つまり、コラーゲンだけを取ったからと言っても効果は薄く、他の栄養素と併用しなければいけないということになります。

ただし、コラーゲンを多く含む食べ物は脂質も多く含まれている場合があります。
過剰摂取は肥満の原因となるため、食事の際には十分注意しましょう。